2018.07.17中学 「おもしろ落語鑑賞会」

本日7月17日は芸術鑑賞会。中学生は戸塚区民文化センターへ出かけ、落語を鑑賞&体験しました。

テレビの番組では知っていても、実際の落語を目の前で見たことのある人はほんのわずか。「日本の伝統文化だから難しそう・・・」「話していることが理解できるのかな・・・」そんな声が聞こえてくるほど落語に対して壁を感じている人がほとんどでしたが、今日の演目を体験して考えが180°変わったようです。披露していただいた演目はどれもわかりやすく、ユーモアあふれていて、会場には常に生徒たちの笑い声が響いていました。

そして、生徒の何人かは出演者の方々に支えられながら、ステージで落語や大喜利を体験することもできました。まず、5人の生徒がお蕎麦や麺類をすする仕草を”手ぬぐい”と”扇子”で表現しました。色とりどりのハッピを来た姿は、まるで本物の落語家のよう(・・・電化製品店の店員みたいだという声も挙がりましたが)。実演していただいた後に動きを真似ると、本当に麺を食べているように見えました。5人とも違ったメニューを堂々と披露し、会場を大いに沸かせました。
また、難しい大喜利に挑戦した生徒もいました。与えられたお題を「何と解く」か即席で考える大喜利には、言葉選びのセンス(扇子ではありませんよ?)が必要です。これがなかなか至難の業で、プロの方々の粋な解答には会場から「おお!!すごい!!」とどよめきが。チャレンジした生徒もアドバイスをいただきながら、懸命に大喜利を行い、場を盛り上げました。

落語の持つ豊かな表現と想像される世界、軽快な言い回しは、これまで知らなかった日本文化の面白さと味わい深さを教えてくれました。出演者や関係者の方々、貴重な体験をさせてくださり、本当にありがとうございました。