2018.01.18君たちはどう生きるか

2学期の終業式と3学期の始業式に、「君たちはどう生きるか」という漫画のことを話題として取り上げた。

漫画「君たちはどう生きるか」は昨年夏に発売され、その後の売り上げが百万部となりベストセラーになっているという。漫画の作者は羽賀翔一さんという方だが、実は原作(小説)があり、その著者は吉野源三郎という人。原作が刊行されたのは1937年である。1937年といえば、今から80年前、日本が第二次世界大戦に突入する数年前のことだ。作品では、コペル君というニックネームの中学生が、信頼する叔父さんとのやりとりを通し、人間としてあるべき姿を求める様子を描いていく物語。

こうした物語が、いま漫画作品となり人気を集め、原作の小説も売れていることに不思議なものを感じる。漫画を手に取ってみると、絵の描き方も含め、いい雰囲気をもつ作品だと感じた。少年らしい悩みや正義感、友情などが描かれていて、違和感なく作品の世界に入っていくことができる。本校の図書室には岩波文庫版があるとのことだが、漫画版も含め何冊か置いてもらうようにお願いした。一度のぞいてみてはどうだろうか。

1月も半ば過ぎとなり、インフルエンザが流行している。手洗いなどをこまめにして予防に努めましょう。保健室の発行している「ほけんだより」によれば、インフルエンザにかかった場合、「発症した後5日を経過し、かつ解熱後2日を経過するまで」出席停止とのことである。