2019.01.18公開講演会「世界と繋がる自分のつくり方」

1月16日(水)、堀井学園が主催し本校を会場として、公開講演会「世界と繋がる自分のつくり方」を開催した。グローバル社会で「ワクワクしながら生きる」「社会に貢献する」「自分のミッションを実現する」ための学びを一緒に考えようという趣旨の会である。講師としてお二人お招きした。ミネルバ大学の元日本連絡事務所代表の山本秀樹氏。そして立命館アジア太平洋大学の近藤祐一教授。

まず山本さんのお話から始まったが、ミネルバ大学の名前をご存知だろうか? ミネルバ大学がアメリカで設立されてからまだ数年しかたっていないのだが、これまでにない斬新な教育活動を行っていて、いま世界中から注目を集めている。ミネルバ大学では、全ての授業がセミナー形式で行われ、グループ作業やディスカッションが主体となっている。中でも驚くことは、学生が4年間で世界の7つの都市に実際に居住しながら現地で様々な学習・インターンを実施できる仕組みを実現したことだ。世界にはこんなすごい大学が誕生している。

山本さんのメッセージ:「将来何になりたいかを考えるのではなく、将来どんなスキルが必要になるかを考え、それらをどう学びたいかを考えよう」「How would you like to be remembered?」

次に近藤さんのお話となった。立命館アジア太平洋大学(APU)は、九州の別府に作られた大学である。近藤先生のお話によれば、APUには「3つの50」という目標があり、学生の50%は海外からの留学生、教える先生も外国の先生が50%、留学生の国は世界50か国以上にするとのことであった。そしてそれを実現させたのだからすごい。現在、学生数は約6000人で、そのうち半分は88ヵ国・地域から日本にやってきた留学生なのだという。こんな大学は日本には他にない。極めてユニークな大学だ。学生はそうした環境の中で、真のダイバーシティー(多様性)を学ぶことができる。

近藤先生のメッセージ:「世界の一番を見てほしい」「失敗しないと学ばない」「Are you "future ready"?/Are you "global ready"?」

講演会の参加者は約70名。本校の生徒、横浜翠陵や他の学校の生徒、教員、保護者、その他教育に携わっていたり関心をお持ちの方々、さらには文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」のご担当の皆さんにもご参加いただいた。お話が終わった後、生徒たちがお二人を囲むように席につき、質問をしたりご意見を伺ったりした。17時に始まり19時には終了。世界レベルでの教育の新たな息吹を実感できる講演会であった。生徒をはじめ、参加者は新鮮な刺激を受けることができたと思う。山本さん、近藤さんには貴重なお話をいただき深く感謝申し上げたい。また参加されたすべての皆さんに御礼を申し上げます。ありがとうございました。