高校2年生の選択科目である英語探究の授業では、多くの講師の方から学ぶ機会があります。後期の課題は、発展途上国の問題を解決するアイデアを英語で発表することです。アイデアを絞り出すためには知識が必要です。まずは、多くの国を見て来た株式会社WTOCの堂原有美さんから、『世界の人が考える幸せとは何か』を教えて頂き、その後実際に発展途上国の支援をしてきたNPO法人Megurie の玉置梨絵さんに『途上国支援の現状』を教えて頂きました。
日本以外の国について知らない生徒たちが、まずは世界に興味を持つ、そして日本の良いところを残しつつ、他の国の良いところを取り入れて、日本を更に良くしていって欲しい。そんな想いで、英語探究の授業を組み立てています。
お二人が共通してお話されていたことは、『発展途上国の子どもは不幸せで、幸せにしてあげようと思って行ったが、そこには笑顔で幸せそうな子どもたちがいた。』『国ごとに価値観が異なり、幸せの価値観も異なる。』ということでした。
幸せとは何かを考えることで、生徒たちが成長することを願い、ツールとしての英語の必要性を感じてもらえる授業を目指しています。ただただ単語を暗記するだけの英語の授業は、、、と思っている方は、ぜひ創英に来て、英語探究を選択してもらえたらと思います。