2025.09.22創英の美術ーTHE ART OF INQUIRY 自分と社会と未来をつなぐ50の哲学の問い

横浜創英では、社会と繋がる実学的な学びを大切にして授業デザインを行っています。今回はそんな横浜創英の美術の授業(高校1年生 美術選択)の様子をご紹介します。この日は、アート教育団体EduArtから望月実音子さん、野村麻友さんをお招きして『The ART of INQUIRY〜自分と社会と未来をつなぐ50問〜』というプログラムを行いました。アートを通して自分と社会と未来について考える授業です。
次々と投げかけれらる「正確のない問い」に対して、短いスパンで直感的に描いていく。いや、紙の上に色を落としていくと言った方が近いかもしれません。生徒たちは考える間もなく、次々と作品を生み出していきます。厳密に言えば、最初はあれこれ考えていた生徒たちもすぐに追い付かなくなり、考える余裕がなくなり、感じたままに直感的に表現するしかなくなっていきました。しかし、それが良かったようです。
「こんな美術の授業は初めて」
「何も考えずに好きなように描くのは楽しい」
「考えてから描くのではなく、直感的に描いた絵を見て考えることで、いままで知らなかった自分に気付くことができて面白かった」
そんな声が生徒たちから次々と溢れてきました。出来上がった作品は、一人一人の内面を映し出した唯一無二の輝きを放つものばかりです。これからも横浜創英では、アートの楽しさと価値を感じられる美術の授業をデザインしていきます。(芸術科 美術 山本 功次郎)
生徒たちの素晴らしい作品は、9月27日(土)、28日(日)に行われる本校文化祭「創英祭」でご覧になることができます。皆さまお誘いあわせの上、是非ご参観ください。
 
 
『The ART of INQUIRY〜自分と社会と未来をつなぐ50問〜』
協力:特定非営利活動法人 EduArt
https://www.eduart.jp/
助成:心豊かな社会をつくるための子ども教育財団