2021.10.25校長による「リーダー養成講座」〈第4回〉

 10月21日(木)に第4回リーダー養成講座が行われました。今回のテーマは「バリューエンジニアリング」です。この講座を通し生徒は、最上位目標、目的を共有し、それを達成するための手段は実はたくさんあるということを知ることができました。

 今回、生徒は学年ごとに分かれて、創英祭(文化祭)の企画を考えるグループワークに取り組みました。講座で学んだことを生かしながら「文化祭は何のためにやるの?」「文化祭は誰のためにやるの?」「文化祭の目的って何?」と生徒同士で活発に議論していました。そして目的達成のための手段を、あれでもない、これでもないと堂々と自分の意見を発表していました。何事もとにかくがむしゃらに一生懸命に行なっては来たが、どうもうまくいかない経験を持つ彼らにとって、工藤校長のロジカルで実践的な理論はとても新鮮だったようです。

 また、たくさんの情報を処理する能力、ファクトチェックの大切さも知ったようです。ファクトチェックとは入手した情報を鵜呑みにせず、その情報源、その情報の作られた目的や意図をきちんと吟味する技術です。

 以下、受講生の声ほんの一部ですが、ご紹介します。

・ネットでニュースを読むときは出どころに注目してみようと思った。また、話し合いでは思っていた以上に独創的な案が出た。

・最初にしっかり全体で目標を作ってそれを元にサービスとそのコストを考えながら今回の話し合いをした。皆と意見を交わしながら話を進めるのは凄い楽しかったし自分から意欲的になれた。

・今まで講座で学んできたことで、1番実用的かつ今から必要になる必要になる能力であると感じました。高校生になって、新聞を読んだりスマホでニュースを見たりすることも多くなりました。社会について学び、これから社会に貢献していく身として、情報をしっかりと吟味する力、情報を得た上で自分なりに自分なりに考え、新たなアイデアを提案し実行できる力できる力はとても大切なのだということをいうことを今回の講座を通して学びました。全ての情報を鵜呑みにするのではなく、自分で考えて行動できる人になります。

次回の講座は12月15日()に行われます。