2020.09.279月26日80周年記念祭一日目

 9月26日(土)に80周年記念祭の1日目を開催しました。

 生徒会や文化祭実行委員の生徒たちの、「全く文化祭をしないのではなく、今出来る限りのことをしたい」という熱い思いから、今年度は「創英祭」ではなく、感染症拡大防止の対策をした「80周年記念祭」という行事を開催することにしました。

 1学期から生徒と教員が協力し合いながら話し合いを重ね、アート・映像作品とステージ発表を中心とした形式で行います。

 アート作品の中でも、注目は2号館アートです。本校の2号館という校舎は今月末に解体工事を行うため、2号館の壁に直接アート作品を描くという企画を行いました。 生徒たちは仲間と協力しながら、大作を完成させました。  

 また、映像作品は生徒の個人情報保護のため、生徒や教員が限定で見られる形式で配信を行いました。ミュージックビデオのパロディや演劇、ダンスなど工夫を凝らした作品があり、どの作品も生徒自身が監督・編集をしました。中には驚くほど完成度の高い作品もあります。  

 ステージ発表では、部活動や有志の団体が、演奏やダンス、歌などを披露します。1日目は雨天のため、体育館での発表となりました。客席とステージの距離を空け、発表時間を短くするという安全対策をしました。生徒たちは、練習の成果を発表できることへの喜びをかみしめるように、懸命に表現していました。    

 なお、密集を避けるために記念祭の期間は分散登校を実施ししています。

1日目 午前 文理コース文系/午後 文理コース理系

2日目 午前 普通コース/午後 特進コース・中学生  

 このように4つの時間帯に分けて登校しています。  

 文化祭実行委員の生徒たちは、「どの時間帯の生徒も楽しめるように」とそれぞれの時間帯に、工夫を凝らしたステージ企画を開催しています。

 登校した生徒たちは、2号館のアート作品を背景にたくさん写真を撮ったり、ステージ発表の応援をしたりしました。また、映像作品を本校の貸し出し用のタブレットを使って視聴するなど、最大限に記念祭を満喫していたようです。    

 この記念祭が始まる前は、当日はどのような雰囲気になるか教員でも想像がつきませんでした。しかし、生徒たちの「出来る限りのことをしたい」という強い思いによって、想像以上に創英生らしい、生き生きとした笑顔の溢れる記念祭となりました。  

 本日27日(日)が2日目となります。最後まで安全に配慮しつつ、取り組みたいと思います。