2020.10.31高校 創学 LHR

本日10月31日(土)は、本校に来ていた教育実習生の実習最終日。今年度はコロナ禍であったため、予定していた時期とは異なる期間の教育実習でした。しかし、そんな状況下でありながらも、授業やHRで熱心に生徒に教えたり接したりするうちに、実習生の顔つきはぐんと頼もしくなりました。大きな成長を遂げた実習生と接し、生徒たちも様々なアドバイスを受けるなど、貴重な経験をすることができました。

高校1年生は、前回の総学に引き続き「働くということ」への理解を深めるディスカッションを行いました。世の中には様々な仕事があふれていて、目に見えているものがすべてではありません。たとえば「チョコレート」ひとつをとっても、材料に携わる人、運搬をする人、商品開発をする人、商品を売買する人というように、様々な方の仕事が連なって私たちの目の前に製品が届きます。互いに関係しあっている仕事をクラスメイトとJob Map(ブレインストーミング)に書き出すワークは大盛り上がり。友達との対話から新たな視点に気付いたり、iPadで検索したことでこれまで知らなかった職業に興味を持ったりしました。次回からは、11月末に予定されている職業講話に向けて調べを進める予定です。

 

高校2年生は3限に総合学習を行いました。

今年度初めて14クラスすべてが体育館2階に集まり、担当教員から「プレゼンテーションのプレゼンテーション」がありました。3学期に全員が「職に就いた後に ” 何を為したいか ” 」をテーマに2分間のプレゼンテーションを行います。ルールは1つ。「しっかりと原稿作りをするが、それを見ずに発表すること」です。本時はそのゴールに向けて、基礎編と上級編の2部構成で展開されていきました。

前半の基礎編は、「つかみを大事にする」「スライドに語らせる」「主役は人」など、文字通りにプレゼンテーションの基礎となる『7つのポイント』を学びました。後半の上級編に移る前に、アップル社の創設者の一人である故・スティーブ・ジョブズの「iPhone」を発表したときのプレゼンテーションの様子を鑑賞。それを基に、上級編で「ストーリーを考える」「(聞き手の)一番大事な問いに答える」といったジョブズのプレゼンのエッセンスを学んだことで、今後、生徒のハイレベルなプレゼンテーションが期待されます。

 

高校3年生は3、4限に「世の中改善案」の発表を行いました。各グループ4人に分かれて、5分の発表を1人2回行い、その振り返りをグループで実施しました。はじめの発表はコロナの反動なのか、緊張してなかなか上手く話せない子がいましたが、さすがは3年生!2回目の発表はきちんと修正し、聞き手の目を見て、伝えたいことを端的に伝える素晴らしい発表が多く見られました。中には、コロナをモチーフに世の中を改善しようとプレゼンを行った子もいて、クラス・教員ともに盛り上がりました。来週も引き続き、発表が行われます。