９月１日。学校で始業式を終えた中１は、箱根・小田原のアドベンチャースクールに出発しました。あいにくの雨に行程が変わる局面もありましたが、2泊3日の充実した時間を過ごして戻ってくることができました。

　特に「楽しかった！」との声が多かったのが、2日目の「PAA21（プロジェクトあしがらアドベンチャー）」と3日目の「ジップスライド」。体育館で行った「PAA２１」ではクラス混合の班に分かれ、互いに協力しながら課題解決に取り組みました。平均台の上から落ちないようにしながら血液型順に並んだり、大繩をつかったミッションに挑戦したり。上手くいかないときには、どのように工夫すれば乗り越えられるかアイディアを出し合い、目標を達成するまで何度も挑戦しました。そのうちにチームワークも少しずつ高まり、課題をクリアするごとに各班から喜びの声があがるようになりました。「ジップスライド」では森の中に張ってあるワイヤーを滑車で滑り降り、絶景とスリルを味わいました。初めは怖がっていた人も、友達の応援を糧にチャレンジしてみると、その気持ちよさに大興奮！！ジップスライドの魅力の虜になりました。

　うまくいかずに悔しい思いをするときもありましたが、それを乗り越えた清々しさも味わった3日間。お互いが異なる意見や個性を持っているからこそ、力を出し合って高め合える関係が育まれたのでないでしょうか。この貴重な体験を、今後の学校生活にも活かしてもらえたらと願います。